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最新2023年版!新しくなる省エネリフォーム支援が強化された補助金制度とは

2023.03.10

2050年のカーボンニュートラル実現に向けてこれまで政府は様々な政策を行ってきました。
しかしそれら補助金や助成金制度の申し込み先は様々で、利用するが難しいと感じていた方も多いです。
そこで2023年、政府は新しくリフォーム補助金制度を打ち出しました。
今回はそのリフォーム補助金制度について解説していきます。

 

□2023年新しく施工されるリフォーム補助金制度とは!

リフォーム補助金制度とは、経済産業省・環境省の「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業」、国土交通省の「こどもエコすまい支援事業」、経済産業省の「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」を一本化したものです。
住宅の購入やリフォームの際、環境性能が高いものや長期優良住宅であれば、各種補助金が利用できる他、住宅ローン減税額も多くなるというメリットがあります。

具体的には、高断熱窓設置の場合は工事費の2分の1(1戸当たり200万円上限)、開口部・軀体等の省エネ改修工事の場合1戸当たり30万円、高効率給湯器の設置の場合1台15万円の助成が受けられます。

2023年から始まるリフォーム補助金制度は、各種補助金の併用が可能で、さらに18歳未満の子どもがいる世帯、夫婦どちらかが39歳未満の若者世帯には加算があり、最大で260万円の補助金となります。

 

□新しい補助金制度を利用する際の注意すべきこととは?

*補助対象を確認する

高断熱窓の補助金対象はリフォームのみです。
新築住宅購入や注文住宅建設の場合は、こどもエコ住まい支援事業(上限100万円/戸)という別の補助を利用しましょう。
高効率給湯器導入は新築・リフォーム両方の、購入・設置に対し申請できます。

 

*補助対象は重複できない

1つの契約で最大3つの補助金を申請できる一方で、同じ補助対象についての重複申請は認められていません。
そのため、住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業で高断熱窓の申請を行うと、こどもエコ住まい支援事業で同じ窓の申請はできません。
同様に高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金で給湯器の申請を行うと、こどもエコ住まい支援事業で同じ給湯器の申請はできません。

 

*着工時期や工事完了時期を確認する

これらの助成制度には着工開始時と工事完了時期に関する制限があります。
自分が活用したい制度と、リフォームに要する期間を早めに確認しましょう。

 

□まとめ

今回は、リフォーム補助金制度について、その概要と注意点を解説しました。
本補助金制度は近年で1番大規模なものです。
この機会を逃さないためにも、不測の事態に備え、なるべく早めの準備に取り掛かることをおすすめします。

リフォームとリノベーションはどう違う?リフォームのメリットとデメリットを解説!

2023.03.08

皆さん、リフォームとリノベーションの違い、ご存じですか。
近年では混同して使用されていることも多い2つのワードですが、実ははっきりと異なる意味を持ちます。
そこで今回は、リフォームとリノベーションの違いについて解説します。
リフォームのメリットやデメリットについても解説するので、自宅に合った方法を検討してみてください。

 

□リノベーションとリフォームはどう違うの?

*工事の規模

リフォームとは、設備の変更や修繕など、比較的小規模な工事のことです。
具体的にはシステムキッチンやユニットバスの入れ替えや壁紙の貼り替えなどが、リフォームだといえます。

一方で、間取り、水道管、排水管、冷暖房換気設備の変更など規模の大きな工事はリノベーションといわれています。
こちらは部分的な改修を行なうリフォームに比べて、工事の規模が大きいのがその特徴です。

 

*住まいの性能

新築の時と同等かそれ以下の性能となる工事はリフォーム、新築の時以上の性能となる工事はリノベーションといえます。
他にも、住宅にオフィススペースを設けたり、オフィスビルを住宅用に改修する等、用途が変わる住宅改修をコンバージョンということもあります。

 

□リフォーム施工のメリットとデメリットとは?

リフォームのメリット

1.工事に要する期間が短い
上記の通り、リフォームはリノベーションと比べて工事の規模が小さく、表面的なものが多いため、短期間で終了することが多いです。
具体的には、トイレ交換で数時間から1日、ユニットバス交換で3~4日、畳からフローリングへの変更(6畳)なら1日程度です。
リフォームのために住居やトランクルームを借りる必要がないのは嬉しいですね。

2.完成がイメージしやすい
リフォームでは、基本構造はそのままに、部分的な修繕をもってその性能を向上させます。
そのため、完成がイメージしやすく、不安が少ないことも大きなメリットであるといえます。

リフォームのデメリット

1.設計の自由度が低い
リフォームでは設備の交換や修繕がメインとなるため、設計の自由度はあまり高くありません。
住宅設計を大きく変えたい場合はリノベーションを選ぶべきでしょう。

2.デザイン変更が難しい
リフォームは基本的に部分単位で行われます。
そのため、1部分のみデザイン変更をすると統一感が失われてしまいます。
大幅なデザイン変更を行いたい場合も、リノベーションの方が適しているといえます。

 

□まとめ

今回は、リフォームとリノベーションの違い、そのメリットとデメリットについて解説しました。
リフォームは比較的規模が小さく、住まいの性能が新築時以上に向上することはありません。
一方リノベーションは、規模が大きく、住まいの性能も新築時以上に向上するものです。
短期間で簡単な設備の向上を行いたい方はリフォームを、住宅設計や大幅なデザイン変更を行いたい方はリノベーションを選択するのがおすすめです。

リフォームローンは住宅ローンとどう違う?リフォームローン審査の流れを解説!

2023.03.06

リフォームを行う際、多くの人が利用するのがリフォームローン。
しかし皆さんはこのリフォームローンと住宅ローンの違いをご存じですか。
今回は審査の内容、流れからリフォームローンについて解説します。
安心してリフォームを行うために、リフォームローンに関する知識を身に着けていきましょう。

 

□審査は厳しい?リフォームローンと住宅ローンの違いとは!

リフォームローンの審査内容は住宅ローンのものと似ていますが、借り入れ条件は前者の方がやや緩い傾向にあります。
大手金融機関における判断基準は以下の通りです。

・年齢 借入時20~70歳、完済時20~80歳
・年収 200~300万円以上
・勤続年数 1~2年以上

ここから年収があまり高くない、転職してすぐという方でも比較的借りやすいことが分かりますね。

ただ、リフォームローンは住宅ローンに比べて借入可能額が少なく、借り入れ可能期間も短い傾向にあります。
そのため、大規模なリフォームで高額な借り入れが必要な場合は住宅ローンを利用すると良いでしょう。

 

□リフォームローンを受けるための審査の流れとは?

1.仮審査申請
こちらの申し込み書では主に以下の項目を記載します。
・申込者情報(氏名・住所・性別・生年月日など)
・申込者の勤務先についての情報(会社名・住所・資本金・従業員数・雇用区分・職種・在籍年数など)
・借入希望金額
・借入期間
・リフォームにかかる費用と自己資金額
仮審査の申し込みはインターネット上で行えることも多いです。

2.仮審査
以上の情報を基に仮審査が行われます。
多くの場合、3~4日で審査が完了し、その結果が申請者に通知されます。

3.本審査申請
仮審査に通過すれば、ローンを借りるのに必要な書類が届きます。
書類に不備や不足があるとローンの借り入れができないので、丁寧に記入し、提出前にもう一度確認しましょう。
また、本審査には、2週間ほど時間がかかることもしばしばあるため、時間に余裕を持って申請を行いましょう。

4.契約手続き
本審査に通過したら、最後に契約手続きを行います。

 

□まとめ

今回は、リフォームローンと住宅ローンとの審査の違い、リフォームローンを受けるための審査の流れについて解説しました。
リフォームローンは住宅ローンと比較して条件設定が緩い一方で、借り入れ可能額は少なくその期間も短い傾向にあります。
また、リフォームローンを借りるためには、仮審査と本審査という2つの審査に通る必要があります。
リフォームローンの仮審査申請はインターネット上で気軽にできるので、審査に通るか不安な方は1度やってみてください。

雨樋の詰まりを放置するとどうなる?掃除すべき理由をもご紹介!

2023.03.02

雨樋の詰まりは、掃除しなければ大変なことになります。
手間がかかるからという理由で掃除を怠っている人も少なからずいるはずですが、もし詰まった場合に放置しているとどのような事態に繋がるのでしょうか。
今回は、雨樋の詰まりを放置すると起こることについて紹介します。


□雨樋の詰まりを放置するとどうなるのか

詰まりを放置すると、雨樋の落下に繋がります。
枯れ葉やゴミ、砂によって詰まりが起こっていると、雨樋が重くなるため、通常よりも落下のリスクが高まります。
また、雨天時にはこれに加えて流れ込んだ水分も溜まり続けるため、より一層重くなってしまいます。

また、外壁に悪影響が出る可能性も出てきます。
詰まりが生じると外壁に水がかかるので、汚れやダメージの原因となります。
外壁のダメージは建物の基礎部分に深刻な影響を及ぼすこともあるので特に注意が必要です。

さらに、シロアリの発生原因にもなります。
シロアリは木材が好物です。
雨樋から漏れた水が木材に浸透し、それが地面へと落ちるとシロアリの侵入を許してしまいます。


□掃除した方が良い理由について

雨樋を掃除した方が良い理由は2つあります。

1つ目は、周囲が水浸しになるからです。
掃除を怠っていると、排水機能がなくなるため、家の周囲に水が溢れることになります。
水浸しになると見た目が悪くなってしまうでしょう。

2つ目は、外壁の傷みや雨漏りの原因となるためです。
前述の通り、雨樋の詰まりを放置すると、外壁への悪影響に繋がります。
外壁が傷んでしまうと修繕にかなりのコストがかかってしまうので、定期的な掃除が大切です。

*掃除方法

雨樋を掃除する際には、まず軒樋のゴミを取り除きましょう。
軒樋のゴミは、トングを使うと取り除きやすいです。
作業は脚立を使うので、安全面に配慮して誰かに脚立を押さえてもらいながら進めると良いでしょう。

次に、ホースで水を流しましょう。
ホースを使えば、軽度の詰まりを解消できます。
詰まりが解消されない場合は少し叩きながら放水すると良いでしょう。
水が流れない箇所については、パイプクリーナーを通して詰まりを取りましょう。


□まとめ

今回は、雨樋の詰まりを放置すると起こることや掃除した方が良い理由について紹介しました。
詰まりを放置すると、雨樋の落下が起こったり、外壁へのダメージが蓄積されたり、シロアリが発生したりします。
このような事態は建物の寿命を縮めかねないので、早急に修繕することをおすすめします。

雨樋が外れてお困りの方は必見!費用相場と故障によって起こる被害をご紹介!

2023.02.26

雨樋が外れた場合、どのような被害が想定されるのでしょうか。
雨樋に関するトラブルは、自分と周囲に多くの被害をもたらすため、すぐに解決する必要があります。
では、修理にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。
今回は、雨樋が外れた場合の修理の相場費用と故障によって起こるトラブルについて紹介します。


□雨樋が外れた場合の修理の費用について

継手が外れている場合は、継手と雨樋の塗布面を掃除して、接着剤を塗り、はめ込みます。
この時、継手がなければ別途購入する必要があります。
相場は、1か所あたり5,000円から20,000円です。

雨樋が壊れていたり、欠落したりしている場合は、雨樋を取り外して新しいものと交換する必要があります。
欠落している場合も同様に、交換必須です。
相場は、1か所あたり10,000円から30,000円です。

雨樋が傾いていたり、支持金具が曲がっていたりする場合は、傾いた雨樋と支持金具を取り外して新しいものと交換します。
ただし、複数箇所で外側への傾きがある場合は全体の交換が必要になるケースもあります。
相場は、1か所あたり10,000円から30,000円です。
また、全体を交換する場合は150,000円から500,000円となります。
支持金具が外れている場合にも、全体の交換が必要です。


□故障によって起こりうる被害について

雨樋に不具合が起こると雨水の排出が困難になります。
また、もし故障してしまうと破損個所からの水漏れのリスクも生まれてしまいます。
水漏れ箇所によっては、外壁に悪影響が出る可能性があり、壁が腐ることでシロアリの被害が出ることも考えられます。

また、雨樋から水が落ちることで庭へのダメージに繋がります。
仮にコンクリートやアスファルトで舗装していた場合は、庭が水浸しになることもあります。
さらに、雨水があふれ出て地面に落ちるとかなり大きな音が響きます。
特に、夜間に雨水の落下が起こると近隣住民への騒音被害をもたらすことになるので、そのような事態は避けなければなりません。


□まとめ

今回は、雨樋が外れた場合の修理費用の目安と故障によって起こるトラブルについて紹介しました。
雨樋に不具合があると、不具合の箇所に応じて各種修繕費がかかります。
また、もし修繕を早急に行わなければ雨水の排出ができなくなり、それにより外壁へのダメージ、建物の基礎の劣化、シロアリの発生などの様々な被害に繋がります。
さらに、雨水の落下による騒音被害の可能性もあるので、不具合がある場合は早急に修繕するようにしましょう。

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