天井からの水漏れの原因とは?放置する危険性も解説!
2023.04.12
長年同じ家に住んでいる多くの人は水漏れを経験したことがあるはずです。
水漏れの中でも、天井から水漏れのせいでポタポタと水が落ちてくる場合は、放置しておくと生活に大きな影響を及ぼします。
そんな天井からの水漏れに遭わないために、今回は天井からの水漏れの原因と、それを放置してしまう危険性について紹介します。
□天井からの水漏れの原因とは?
天井からの水漏れはどのようなものが原因となるのでしょうか。
1:屋根からの雨漏り
屋根からの雨漏りが原因となり、天井から水漏れしている可能性があります。
特に、古い建物や施工不良の建物は屋根に亀裂が入っている場合があるので、雨漏りが起きやすいです。
雨が降っていて水漏れが激しくなる場合には、1度屋根の点検、メンテナンスを行うことをおすすめします。
2:水道管の破損
水道管の破損が天井からの水漏れにつながる場合もあります。
どれだけ施工不良がない建物であっても、水道管の経年劣化は防げず、放置しておくといつかは破損してしまいます。
そのため、水道管の寿命と言われている15年を目安にメンテナンスするのが大切です。
また、水道管の破損は地震や凍結などの自然現象が原因となる場合もあるので気をつけましょう。
3:上の階のトラブル
複数階建ての住宅に住んでおり、上の階にキッチンやトイレ、お風呂などがある場合や、マンションやアパートなどに住んでいる場合は、上の階で水漏れの原因となるトラブルが起こっている可能性があります。
□天井からの水漏れを放置すると?
天井からの水漏れを放置していると住宅に大きなダメージを与えることになります。
1:害虫やカビの発生
天井が水漏れによって濡れたままの状態になると、湿気を好むシロアリやカビが発生してしまいます。
また、その湿気は壁や室内にもおよび、部屋全体にカビが繁殖するようになってしまう可能性があります。
2:漏電の原因となる
水漏れが電気配線やコードなどの隙間に入り込むと漏電につながります。
漏電を起こすとブレーカーが自動で落ちるため急な停電にもつながってしまうのです。
3:建物の耐久力が落ちる
構造材や下地材に水がしみこむと腐食や劣化を進める原因となります。
特に木造である場合は腐食が激しくなります。
そうなると住宅自体の耐久力が落ちてしまい、地震による住宅の倒壊にもつながりかねません。
□まとめ
天井からの水漏れにはさまざまな原因が考えられますが、天井から水漏れが起きている場合は今回紹介した原因を疑ってみてください。
放置しているとさまざまなデメリットがあるのでしっかりと対処しましょう。
水漏れにお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。
蛇口からの水漏れの応急処置の方法とは?早期発見の方法も紹介!
2023.04.05
蛇口は手洗いうがい、料理や皿洗いなどに使うため、ほぼ毎日使うと言っても過言ではありません。
そのような毎日の生活に必要な蛇口が水漏れしてしまうと非常に困ります。
水漏れは水道料金が知らないうちに高くなる原因にもなってしまいます。
そこで今回は、蛇口から水漏れしてしまったときの応急処置と早期発見の方法について紹介します。
□蛇口から水漏れしたときの応急処置とは?
蛇口が水漏れしてしまった場合は、これ以上の水漏れ被害を出さないために止水栓を閉めましょう。
こうすることで水漏れ被害を抑えつつ、水漏れしている場所以外で水が使用できるようになります。
キッチンやトイレ、お風呂などによって蛇口の場所が違いますが、ほとんどの住宅は近くに止水栓があるので探してみましょう。
しかし、止水栓にはアングル型、ハンドル型、ストレート型があり、型によって閉め方が異なります。
ハンドル型は昔ながらの蛇口と同じようにひねることで開閉できますが、他のアングル型とストレート型は開閉にマイナスドライバーが必要になります。
□蛇口からの水漏れを早期発見するには?
あからさまに水漏れしている場合は早期発見が可能ですが、あまり目立たず見分けがつかないような水漏れの場合は早期発見が難しいものです。
しかし、蛇口の水漏れは住宅や普段の生活にも影響があるので、早期発見は大切です。
そのため、蛇口の水漏れの早期発見方法を知っておきましょう。
1:水道メーター
水道メーターにはパイロットと呼ばれる部分があります。
水道メーターのパイロットは水道を使用している場合に回る仕様になっています。
そのため、家で水道を使用していない状態であるのに、パイロットが回っている場合は水漏れしているということになります。
ただし、水漏れしているという事実のみが分かるだけで、水漏れしている場所は分かりません。
2:蛇口付近の確認
蛇口やパイプが水道を使っていないのにもかかわらず濡れている場合は、気づかないうちにどこかが水漏れしている可能性があります。
また、床下が濡れている場合も蛇口の水漏れが原因となっていることがあるので、確認してみましょう。
□まとめ
蛇口の水漏れは日頃の生活に大きく影響を与えるので、早期発見とできるだけ素早い応急処置が大切です。
いざというときに慌てずに済むように、早期発見と応急処置の方法について知っておきましょう。
水漏れにお困りの方は、気軽に当社にご相談ください。
水漏れの原因とその応急処置の方法とは?応急処置する際の注意点も紹介します!
2023.03.29
水漏れは住宅にダメージを与え、日頃の生活に支障をきたします。
そのため、水漏れが起きた際に少しでも早く応急処置しておくことは非常に大切です。
そこで今回は、水漏れの原因と応急処置について、注意点と共に紹介します。
□水漏れの原因と応急処置の方法とは?
多くの住宅では、水を供給する給水管と水を排出する排水管があります。
この2つの管が水漏れしている場合が多いです。
では、それぞれの水漏れの原因と応急処置について紹介します。
*給水管
そもそも給水管とは水道管のことで、水を使用するために高い圧力がかかっています。
その圧力が原因となり、水漏れが起きることがあります。
また、地震や凍結などの自然現象によって給水管がダメージを負い、水漏れにつながってしまう場合もあるのです。
給水管が水漏れしてしまった場合の応急処置は、水道の元栓を閉めることです。
また、目視で水漏れが確認できる場合は、その給水管の止水栓を閉めることも応急処置として有効です。
給水管が水漏れしてしまっていると蛇口を閉めていても水が溢れてきてしまうので、水の供給を止めることが重要となります。
また、どうしても水を使用したい場合には、配管補修用のテープを使用すると良いでしょう。
*排水管
排水管は給水管と違い、あまり排水管の内部に圧力がかからないため、水の圧力によって破損することはほとんどありません。
しかし、掃除不足による排水管のつまりや経年劣化によって水漏れを起こすことがあります。
排水管の応急処置としては、水漏れの真下部分にバケツや雑巾などを置いて床が水浸しになるのを防ぎ、水が流れるまで待ってみましょう。
排水管は水の使用を抑えることで水漏れが一時的に収まります。
そして、水漏れが収まった後は配管補修用テープで水漏れ箇所を塞ぎましょう。
□水漏れを応急処置する注意点とは?
応急処置の際に使用する配管補修用のテープには、場面によって向き不向きが存在することを知っておきましょう。
凹凸の多い複雑な場所は、補修用のテープはしわができて、そこから水が漏れてしまうので不向きと言えます。
また、補修用テープによって使い方が異なる場合もあるのでしっかりと注意書きを読みましょう。
補修用テープでも防げない水漏れがあることを知っておくことも重要です。
全ての水漏れを補修テープで修復できるわけではなく、小規模な水漏れのみです。
そのため、補修テープがあるからと応急処置だけで済ましていると、後悔することになります。
□まとめ
配管を正しく使い、管理していても、経年劣化や自然現象によっていつかは水漏れがおこってしまいます。
そうなったときのために応急処置の方法は覚えておくと良いでしょう。
水漏れにお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。
水漏れの際に水道料金は返金、減免される?また、減免の申請方法も紹介!
2023.03.22
水道料金が急に高くなったことがありませんか。
その原因は水漏れかもしれません。
気づかないうちに水漏れによって多くの水を消費している可能性があります。
そこで今回は、水漏れが原因によって急に高額になった水道料金の返金や減免の制度について紹介します。
□水漏れした際の水道料金は返金される?
実際に水漏れによって高くなった水道料金が「返金」されることは基本的にありません。
水漏れの修理費や水道料金は原則的に使用者が負担する義務があるからです。
しかし、水漏れによって高くなった水道料金は直接「返金」されることは基本的にありませんが、1部を「免除」または「減額」することは可能です。
この水漏れによって発生した水道料金の1部を免除または減額するには、各地域の水道料金の減免制度を利用する必要があります。
自動で免除、減額してくれるわけではありません。
事前に減免制度について知っておいて、いざというときに困らないようにしましょう。
□水道料金の減免制度について
*水道料金の減免制度の適用条件
この減免制度には、適用条件が設けられています。
水漏れが見えない部分で発生して気づけなかった場合や、地震や大雨などの外生的な原因によって水漏れが発生した場合が適用条件となっています。
また、使用者が適切に給水設備を管理していることも適用条件になる場合もあるので、日頃からしっかりと給水施設を管理しましょう。
一方で、水漏れしているのに放置していたり、蛇口を閉め忘れていたりするような使用者に落ち度がある場合には、水道料金の減免制度は適用できないことが多いので気をつけましょう。
*水道料金の減免制度の申請方法
水漏れした際に利用する水道料金の減免制度の申請方法について紹介します。
1:応急処置
水漏れが発覚した場合、直ちに水漏れ被害の拡大を防ぐために応急処置として止水栓を閉めましょう。
2:管理区分の特定
水漏れの箇所が第1止水栓より道路側か宅地側かによって、管理者が水道局になるのか、それとも使用者になるのかが変化します。
第1止水栓より道路側が水道局、宅地側が使用者の管理区分となっています。
3:水道局へ連絡
管理区分がどちらであっても水漏れを修繕するために水道局に連絡しましょう。
この際、管理区分が使用者であった場合は、減免制度についてや申請方法、必要書類などの情報を聞いておくと後で楽に申請できます。
4:申請する
水漏れの修理が完了したら、申請書に必要事項を記入し、各地域の提出場所に申請書を提出し完了です。
水道料金の減免制度の申請は、お住まいの地域によって申請できる期間が異なるので気をつけましょう。
□まとめ
水漏れは住宅や住人の生活に被害があるだけではなく、高額な水道料金の請求にもつながり原則返金もされません。
そのため、定期的に給水施設を故障していないか確認するといった管理を徹底しておき、もし水漏れがあった場合にも減免制度を利用できるようにしておきましょう。
下の階にも迷惑がかかるマンションの水漏れ!原因と対策を紹介します!
2023.03.20
水漏れを起こしてしまうと生活に大きな影響を与えてしまいます。
また、マンションで水漏れが起きると自分だけではなく、下の階にも迷惑がかかる可能性があります。
マンションで水漏れが問題で近所トラブルに巻き込まれると面倒です。
今回はマンションで水漏れが起こってしまう原因と、事前に水漏れを防ぐ方法について紹介します。
□下の階に迷惑がかかってしまうマンションの水漏れの原因とは?
マンションの水漏れは下の階に迷惑がかかってしまう可能性があるので、原因を突き止めて水漏れを起こさないようにしましょう。
水漏れのほとんどが蛇口とホース、または蛇口につけるアタッチメントのネジの緩みなどが原因となって起こっています。
この蛇口のアタッチメントは洗濯機についていることが多いので1度確認してみましょう。
他にも排水用のホースが外れていて、水があふれることで水漏れを起こすことや、キッチンや洗濯機、洗面台の配管の劣化が水漏れの原因になることがあります。
また、築年数の古いマンションほど、給水管や給湯管の劣化が原因となって水漏れが起こることが多いです。
もし、上から水が垂れてきて上の階に住む人の人為的なミスであると思っていても、劣化による水漏れかもしれません。
その場合には、自分の給水管や給湯管も劣化している可能性があるので、水漏れには注意が必要です。
□マンションの下の階に迷惑をかける前に水漏れを防ぐ方法とは?
上記のように水漏れは人のミスではないことが原因で起きることが多いです。
もちろん水の出しっぱなしによって水漏れになることもあります。
しかし、水漏れを防ぐには、水が出しっぱなしになっているかどうかの確認に加えて、ホースやアタッチメントが外れていないかを確認する方が良いでしょう。
また、どれだけ頑丈な水道管でも必ず劣化するので、水道管の素材にもよりますが、10年、20年に1度はメンテナンスや劣化しているかどうかの確認をしましょう。
そして、水漏れを事前に食い止められない場合でも早急に水漏れに気づく必要があります。
そのため、水道料金が不自然に上がっていることがないかを確認しておきましょう。
□まとめ
水漏れの原因は人為的なものよりも、故障や劣化、ネジの緩みなどが多いため気づきにくいです。
しかし、水漏れしていると水道料金が高くなってしまい自分で払わないといけません。
そうなる前に水道料金のチェックや水回りの確認を怠らず水漏れを防ぐようにしましょう。